<11月11日(火)>
「今日の出来事」


「今日のE-mailから」


<11月12日(水)>
「今日の出来事」




<11月13日(木)>
「今日の出来事」




<11月14日(金)>
「今日の出来事」




<11月15日(土)>
「今日の出来事」




<11月16日(日)>
「今日の出来事」
●今日から吉田の鐘ちゃんと9泊11日のアメリカ出張(という名の気分転換!)なのですが、HMV数寄屋橋のAOR Freaksフリーペイパー用の原稿書きが終わらず、4時に目覚まし、その後、必死こいて仕上げました。新しいコーナー展開は19日からですので、ぜひ顔を出してみてください。
 で、その後、ささっと旅支度をして車で鐘ちゃん家へ。日曜日なので、道は非常に空いていて、成田まで1時間半も掛かりませんでした。で、空港の近くのパーキングに車を預けて早めのチェック・イン。まずは景気付けに、と、空港のレストランで宴会(笑)。鐘ちゃん、異常に陽気です。エアーはいつものノースウエスト。知り合いに頼んだお陰でエコノミーながらジャンプ・シートの前で、足が思いっきり伸ばせます。亜矢さん、本当にいつもアリガト、です。そんなこんなで9時間ほどのフライトも特に辛くなく過ごし、我々一行はサン・フランシスコへ到着。思ったよりも温かめの気候はさすがカリフォルニア。2人はウキウキ気分でレンタカーを借り、いざ、街へと繰り出すのでした。その後訪れる恐怖のことなど考えもせず....

Donny Osmond「Somewhere In Time」 アメリカ盤とイギリス盤で若干、収録が違うことを発見! ジャケも違うのでマニアは両方買うしかありません。あ、内容は、ポップスのカヴァー集で、<After The Love Has Gone><Without You><Could It Be I'm Falling In Love><I'm Not In Love>、エア・サプライの<All Out Of love>他、お馴染みの曲をダニー節で聴かせてくれます。ちなみに、ジェイ・グレイドンは自己のプロデューサー経験の中で、最も優れたシンガーとして、リチャード・ペイジとこのダニー・オズモンドの2人の名前を挙げています。

<11月17日(月)>
「今日の出来事」
●気が付いたら朝の11時近く。鐘ちゃんも私も、ぐっすり寝てしまいました。で、時間が勿体ないわい!と直ぐに外出。レコードを買いに行く前にまずは朝食を、ということで車を走らせ、さて何を食べますか? で、私の「ユニオン・スクエアとかある街の中心部に堂島庵という関西風のうどん屋があって、そこは結構美味しいですよ」という切り出しに鐘ちゃんもOK。車をビルのパーキングに止めて、いざブランチ。そして、ちらっと楽譜屋さんに寄って2冊ほどスコアを買い、隣のブロックにあるラスプーチンという大きなCDショップで行動開始! 1枚だと$3.95、3枚だか5枚買うと1枚が$3に下がるコーナーを見つけ、なんだかんだで20枚ほど購入。ここでも、昨日に引き続きニュー・エイジ系を買い溜めしたのですが、早くも昨日買ったのとダブって買うミスを犯してしまいました。ま、値段が値段だから痛手は小さいですが。その他、アナログもホンの少々。そして、いったん帰宿。うたた寝をしたら、あっと言う間に5時過ぎ。夕食の前に、ビシッと中古を買わねば!引き締める?私たちです。あ、その前に、ラスプーチンでの収穫ですが、Randy Sharpの昨年のアルバム「The Connection」が見つかったので買いました。例のマイア・シャープがブレイクし、パパのランディさんも鼻が高いでしょうが、逆にそんな娘の活躍でまた奮起した、なんてことも考えられます。その愛娘が共同プロデュースをしていていますが、基本的にはランディの多重録音によるプライヴェートなサウンドでした。AOR的な魅力はほとんどなし。
 で、CD漁り夜の部、です。夜の部はさらに力が入ってしまいました! Haightにあるアミーバで、なんと、中古CDを95枚! これは記録です(+アナログが5枚)。店に居た時間は実に4時間です、4時間。こちらも記録更新ですね。では、その中から主だったものをご紹介いたしましょう。

★Avalon「The Very Best Of Avalon」Sparrow
男女2人ずつの4人組CCMグループ、アヴァロンのベスト盤。リミックス盤、クリスマス盤を入れるとすでに6枚のアルバムを発表している彼らだけに、マテリアルは豊富=ベスト盤のクォリティも高し!ということで、安心して楽しめます。しかも、3曲の新曲はブラウン・バニスター&テッド・Tのプロデュースで、かつ、1曲はデニス・マトコスキーの作品、とくれば、マスト・アイテムですね。
★Nicole C.Mullen「Live From Cincinnati - Bringin' It Home」Word/Curb/Warner
初のライヴ盤です。作品はほとんど自作で、バンド・メンバーも特に誰がいるわけではありません。
★Mark Winkler「The Best Of Mark Winkler And Friends - Gaeden Of Earthly Delights」Varese Sarabande
クール・サウンドからもアルバムをリリースしているマークさんの最新編集盤。彼がジェラルド・アルブライト、デヴィッド・ベノワ、ボニー・ジェイムス、ダイアン・リーヴス、ジョー・サンプル、トム・スコット、リッピントンズ....他、数々のスーパースターと共演したトラックのみを集めているのがミソです。全16曲入りで、うち2曲が未発表曲とされていますが、クールから出したベスト盤に入っている曲と同テイクかと思われます。
★Linda Eder「Storybook」Angel
石井一孝先生もチェックしているミュージカルAOR界(そんなもん、あるんか??)の歌姫、Linda Eder。その最新作は、1990年代初期の音源を集めた企画盤で、当時のデモ音源まで含まれた嬉しい1枚、です。曲は、例によって、旦那さんのフランク・ワイルドホーンのものが大半で、それ以外は、スタンダードやS&Gの<明日に掛ける橋>のカヴァーです。全15曲収録。
★Jonathan Pierce「For You」Curb
ACなCCMを届けてくれるジョナサン・ピアースの久々となる新作。今回は、ブライアン・ローリング&ゲイリー・ミラー、ポール・ブラント&スティーヴン・ローゼンといった馴染みの無い方々が大半をプロデュースし、全体的にフレッシュな雰囲気に溢れています。そこにクリス・ロドリゲスとビリー・マンも1〜2曲プロデュースで登場する、というのがアルバムの流れです。特にその2人が共作&プロデュースした<Serendipity>等は流石のクォリティです。スティングの<Let Your Soul Be Your Pilot>をカヴァーしていますが、これは若干外し、ですかね。
★Nate Sallie「Inside Out」Curb
CurbレーベルのCCM系って、結構、嫌いじゃないです。上記のジョナサン・ピースはもちろん、マイケル・イングリッシュ、ナタリー・グラント....と。で、これも、その期待で買いました。ただ、ルックスからしてAC系ではなくポップ・ロック系であろうことは予め予想できて、実際に音はかなりエッジが効いています。でも、ここで載せたのは、数曲だけながらティム・ピアース、ニール・スチューベンハウス、ヴィニー・カリウタのLA大御所お三方が参加しているから。そして、今時のロック、ロックしていてもメロディの流れ方は結構好い曲が多く、全くの蚊帳の外ではない、と判断したからです。あ、プロデューサーはクリス・エステス、マシュー・ジェラルド、グレッグ・ビークという3人です。
★Laura Turner「Soul Deep」Curb
もう1枚、調子に乗ってCurbものを。1曲目のイントロからエンジェリックなソプラノ・ヴォイスが登場し、あらら、今流行のポップ・クラシカルかしら?とドキドキ。で、結果的にはそういったイタリア語でのバラードもあるのですが、透明感はしっかりと感じられ、ポップ・クラシカルとも誰々風CCMとも限定し難い独自の光を放っています。で、全体のプロデュースは誰かと言うと、これがジャイアントのドラマー:デヴィッド・ハフ(もちろん、ダン・ハフの弟)&元サザン・パシフィックのカート・ハウエル。で、作曲者にはスティーヴ・ドーフの名前もあり、さらにダイアン・ウォーレン&デスモンド・チャイルド作の<The Touch>のカヴァーもあり。そして、ロバート・ベイリー(ボブ・ベイリーのことです、もちろん)をゲスト・ヴォーカルに迎えた曲もあり、と来れば、やはり触れたくなるのが常、というもの。
★Alex Bugnon「Southern Living」Narada Jazz
スムース・ジャズ系キーボード奏者の「Soul Purpose」に続く新作。Narada Jazz移籍後、早くも3枚目を数えます。例によって、クールかつジェントルなピアノ・タッチでアダルトな音を展開。オリジナル曲が大半ながら、以前プリンスと呼ばれた男の<The Most Beautiful Girl In The World>をライトに、そして、ホール&オーツ<Sara Smile>をローズ系の音でメロウにカヴァー。また、<Miss You Like Crazy>という曲もありますが、これはナタリー・コールのカヴァーではなくオリジナルです。今回買ったスムース・ジャズ系の新作の中ではかなりお薦めできるアルバムです。
★Rebecca St.James「Wait For Me / The Best From Rebecca St.James」ForeFront
2曲だかの新曲を含むベスト盤です。彼女は南半球から登場したCCMディーヴァ。全体的にエッジが効いているのは、ま、現代の流れからしてしょうがないところですが....。でも、テッドTが手掛けた昔の曲はそれなりに聴けるものがあります。
★Shirley Caesar「And Friends」Word/Curb/Warner
姉御の新作は、各曲毎にオリータ・アダムス、カーク・フランクリン、パティ・ラベル、グラディス・ナイト、フェイス・エヴァンス他の有名人とデュエットしている贅沢なブラコン・ゴスペル。かなり楽しめます、最近のCCM/ゴスペルの中では。
★Petra「Jekyll & Hyde」Inpop
ヴェテラン、相変わらず元気にハードにロックしています。
★Rachel Z Trio「Moon At The Window」
昨年のアルバムで、しかも、ピアノ・トリオの4ビート・アルバム。が、しかし、全曲がジョニ・ミッチェルの作品のカヴァーという企画に心を動かされました。<Help Me><From Both Sides Now><Big Yellow Taxi>他のナンバーがストレート・アヘッドなアレンジでリボーン!!
★John Stoddart「Wings To Walk This Road」
カーク・ウエイラムを始め、いろいろなスムース・ジャズ系のアルバムにヴォーカルやソングライターとして参加している職人のリーダー作。非常に好かったです。
★Alexander O'Neal「Saga Of A Married Man」
★Acoustic Alchemy「Radio Contact」
ヴァラエティ豊かなサウンドになっていますが、しかし、核となるのは、いつものアルケミー・ギターズ。メンバーが換わっても、そのスピリットをずっと受け継いでいるのはスゴイの一語。今回もクォリティは極めて高いです。
★Maria「My Soul」
★The Tony Rich Project「Resurrected」
★Brian Culbertson「Come On Up」Warner
今、ポール・ブラウン、スティーヴ・ドゥービンらと並んで、スムーズ・ジャズ界で一番の売れっ子プロデューサーでもあるブライアン君の最新作。未だ30歳くらいと若いので、冒険心も豊富でして、結構、いろいろな事をやっています、“スムース”という枠に留まらず。ただ、逆に、パッと聴いた時は、あまりラジオ向きでない、と言うか、ヒット曲が生まれなさそうな印象でした..。
★Michael Bolton「Vintage」
ありゃありゃ、早くも新作ですか、マイナーから? Jiveに移籍してそんなに経っていないのに....。録音年月日が書かれていませんが....
★Ken Navvaro「All The Way」
★Cassandra Reed「Cassandra Reed」
ラス・フリーマンのPeak Recordsから出た新人....いえいえ、出直しシンガーのセルフ・タイトル作。ジェイソン・マイルズが全編プロデュースしていたので直ぐにかごに入れましたが、中身、凄く好いです。<Man In The Mirrow>のカヴァーもかなり雰囲気好いです。若干、ピッチがあやしいのですが、それを補うに十分のフィーリングが伝わってきます。ピーター・ホワイト、ウィル・リー、リッキー・ピーターソン、ウォレス・ルーニー他、ゲストも多彩です。
★Michael Sims「Room With A Groove」
★Curtis Stigers「You Inspire Me」Concord
デビュー作はグレン・バラードのプロデュースで、<I Wonder Why>なんてヒットも生まれたサックス兼ヴォーカリスト、カーティス・スタイガース、ちょいと前にジャズの名門コンコードに移籍し本格的なジャズ・キャリアをスタート。今回がコンコードに於ける第3弾になるかと思います。ビートルズの<I Feel Fine>をかなり自由にアレンジしたテイクで始まり、スタンダードとポップ・クラシックスを程良くミックス。特にポップ曲の崩し具合が、僕は好きです。
★Frank Potenza Quartet「The Legacy」
★Steven Delopoulos「Me Died Blue」Universal South
いろいろな血が混じっていそうな男性シンガー&ソングライター。モンロー・ジョーンズが全編プロデュースを手掛けていたので買ってみました。フォーキーで、コンテンポラリーなテイストも感じられ、アコギの使い方が面白い曲がいくつかあります。売り方次第では、結構、期待できるのでは..と、珍しく褒めたりして。2曲目の<Jungle Trail>、なんか、心を打たれます(でも、AORではないですからね)。全曲本人の作詞作曲。クリス・ロドリゲス他がバックに参加したナッシュヴィル録音です。
★Michael Card「A Fragile Stone」
★The Winans Family「Great Family Of Gospel」EMI Gospel
新録ではなく、マム&ポップ、ビー・ビー&シー・シー、本体ワイナンズ、アンジー&デビーetc....ワイナンズ・ファミリーの曲を1枚のCDにまとめた総集編。でも、全9曲は、ちょいと物足りないです。とは言え、ビー・ビー&シー・シーの<Lost Without You>(作・プロデュースはキース・トーマス、1988年)はいつ聴いても名曲です。
★Beverly Crawford「Live - Family & Friends」EMI Gospel
本格的なゴスペルのライヴ盤ですが、何故か、買ってしまう私です。過去のアルバムの何枚か持っているので..。シャーリー・マードックがゲストで1曲共演。

<11月18日(火)>
「今日の出来事」
●今日も非常に拙いことになっています。拙い? 何が? もちろん、CD購入系です。

<11月19日(水)>
「今日の出来事」
●さらに今日は激拙です、ゲキマズ! 夜行便、デトロイト乗り継ぎで朝ナッシュヴィル入り。軽く朝食なぞをしていると時刻も9時を過ぎたのでまずはLife Wayというクリスチャンのお店に行きCDをチェック。すると、気になるCDがざっと見渡しただけでも20タイトルはあるだろう、という現実。早くも、ビビり出している私です。しかも、マイケル・W・スミスの「Decade 2」等は、DVD付きの限定2枚組まであるじゃないですか、これじゃあキリが無いです。で、ま、とりあえず、CDディッガー(掘り出す人)の鉄則として、直ぐにそこで買ってはならぬ、というのがあります。つまり、とりあえず街の中古屋さんを見て、中古扱いで出ているものはそちらで済ます、というパターンです。出たばかりの新譜もかなり見つかりますからね、中古屋で。で、時刻も10時を回ってきたので、まずは、ダウンタウンからそこそこ近いGreat Escapeをチェック。すると、ここは、とにかく、CCMがいっぱい置いてある所で、気が付いたらまたまた30枚を軽く越すことに....さらに、クリスマス・コーナ−も時節柄かなり充実しているので、これまたあれだこれだをチェック。さらに、ジャズ系をチェック、最後に勢いでロック系もチェックしたら、あらあら、トータルで60枚を越す数に。トータルの金額を聞いて、ありゃ〜〜〜!と嘆く私です。ま、趣味と仕事と兼ねているから文句は言えませんが....。 続いてもまたまた中古CD店をチェック。今度は中心部から南へ車で15分くらい行った所にあるPhonoluxeというお店。これまた、CCMとクリスマス・コーナーが超充実していて、ここでも気が付いたら50枚を越す数を購入。いやあ、拙いっす、マジで。そして、その後、改めてLife Wayに行き、新品CDを購入。こちらは10枚くらいに減りましたが、ノリでDVDも買ってしまったので、金額はそれなりに高! なんだか不安になってしまいます、クレジット・カードの精算を考えると....。 ホテルにチェックインし、改めてCDを数えたところ、今日買っただけで130枚を超えていて、トータルではついに夢の?300枚に達してしまった模様。真剣に悩みだしました、私。LAに着くのが恐い.... <本日の主な収穫> スミマセン、省略で....多すぎて追いつけません、とても....。

<11月20日(木)>
「今日の出来事」


「今日のE-mailから」
◆ニュースを観ればマイケル・ジャクソン、マイケル・ジャクソン、ネヴァーランド、ネヴァーランド、としつこいほどにリピートしている今日。朝、8時過ぎにホテルをチェック・アウトしてわずか3分で空港へ。ホント、今回のホテル選択はアタリ!という感じです、今のところ。で、朝から空港のバー&レストランでビールをガブガブ行ってしまう私。それがイイ気分にしてくれて、メンフィス経由LAへの移動、計6時間もかなりスムースな感じがしました。
 さて、ニコニコ気分でLAXに着いた、は好いのですが、あら、かなり涼しいですね。いつもの、「くぁ〜、カリフォルニア〜!」という感じが全くありません。ちょいと残念。ま、それはさておき、レンタカーを借りてまずは宿探し、なのですが、前回鐘ちゃんと泊まった格安のモーテルが、営業していなくて吃驚。つぶれたのか、宿の周りにガム・テープのようなものがドビャ〜っと巻かれ、まるで、中で犯罪か何かがあり、関係者以外立ち入り禁止だよ!状態。これは拙い、次を探さなければ、と思ったところ、2ブロックくらい離れた所に以前泊まったTravelodgeがあるのを思い出しそこに飛び込み。1泊$60+taxですが、何より部屋が清潔でゆったりしているのでここに決めちゃいました。あ、場所は、ハリウッドの北西、Van Nuysという区域です。
なんだかんだで時間も午後5時くらいになり、さ、では行動を起こしましょう、と。いや〜、バカは死ななきゃ治らない、いや、バカは死んでも治らない、という有名なフレーズがありますが、今日の私は自分自身に対してそのようなことを思い出してしまった次第です。え?何のことかって? つまり....またまた50枚くらい中古CD買ってしまったんです、それも、LAに於ける本命店、アミーバに行く前に....。マジでヤバいです、金銭的にも、荷物の大きさ的にも。でも、これが買わずにはいられないんですよ。では、その戦利品からまたまたご紹介。まずは、シャーマン・オークス地区にあるsecondspin.comから。

★「Echoes Of An Era」(Elektra/Rhino)
チャカ・カーン、チック・コリア、スタンリー・クラーク、レニー・ホワイト...という超豪華なメンバーで制作した1982年のアルバムがリイシューされていました。クレジット的には2003年なので今年ですね。<All Of Me>の別テイクが入っています。ボーナス曲は〜〜〜〜。チャカの本格的なジャズも悪くないです。
★Various Artists「Golden Slumbers - A Father's Lullaby」(Rendezvous Entertainment/Warner)
スムース・ジャズ系のアーティストが多数参加した企画盤。父親でミュージシャンたちがそれぞれのお子さんにプレゼントするララバイ集で、言い出しっぺはデイヴの兄弟、ジェフ・コッズの奥様で、それにインスパイアされる形でデイヴ&ジェフ・コッズ兄弟がスタジオ入り。その後、この企画に賛同したピーター・ホワイト、ブライアン・カルバートソン、グラント・ガイスマン、リック・ブロウン、デヴィッド・ベノワ、ノーマン・ブラウン....錚々たるメンバーが様々な曲にそれぞれの思いを託した、というアルバムです。収録曲はビートルズの表題曲からフィル・コリンズ<You'll Be In My Heart>といったポップ・チューン、さらに、<Twinkle, Twinkle, Little Star><Brahms' Lullaby>などのトラディショナルなナンバーがほとんどです。クレジット的には昨年のアルバムでした。全然知らなかったなんて、自分の勉強不足を痛感しちゃいます。
★Steve Tavaglione「Silent Singing」(Unitone)
かつてはデヴィッド・ガーフィールドのCreatchyレーベルからソロ作も出したことがある元カルデラのサックス奏者、スティーヴ・タヴァローニのソロです。2000年作品。サウンド的にはコンテンポラリーなジャズで、4ビートとライト・ジャズの中間。曲によってはスペイシーなECM的風景も伺えます。バックはアレックス・アクーニャ、デイヴ・カーペンター、ジョン・ビーズリー等で、プロデュースはトランペットのジェフ・ビールが担当。ゲスト的にパット・レナードも参加しています。
★「Satin Doll - Smooth Jazz Plays Duke Ellington」(Shanachie)
ジャケットには白のタキシード+白のシルク・ハットの女性が映っているのですが、その人は特に関係なく、まずは中身にご注目を。スムース・ジャズ・レーベルの第一人者Shanachieだけに企画物と言えどもメンバーはしっかり豪華で、エヴァレット・ハープ、チャック・ローブ、キエリ・ミヌッチ、パメラ・ウィリアムス、キム・ウォーターズ他の有名人を各曲でフィーチャー。<Satain Doll><Take The A Train>を始めとしたデューク・エリントンのナンバーに全く違ったスムースなテイストを加えています。ま、伝統的なジャズ・ファンからは、邪道だ!と言われること間違いなしのサウンドですが(笑)。2001年作品。
★Gaither Vocal Band「A Cappella」(Gaither Music Group)
マイケル・イングリッシュだ、ジョナサン・ピアースだ、AOR系CCMシンガー?が参加していたことでマニアからホンの少しだけ注目を集めているゲイザー・ヴォーカル・バンド。今回はタイトルどおりにア・カペラ集ですが、メンバーは兼ねてからのビル・ゲイザー&ガイ・ペンロッドに加えて、ラス・タフ、そしてソロ作を数枚出しているデヴィッド・ペルプスの4人で、特に、共同プロデュースまで手掛けるデヴィッド・ペルプスの存在が目立つ作品、という印象を受けました。1曲1曲ごとの細かなクレジットは無いですが、若々しいハイ・トーン・ヴォーカルはおそらく彼でしょう。改めて、ソロ作を聴き直してみます。2003年作品。
★Michael Crawford「The Disney Album」(Walt Disney)
ミュージカル系を得意とするヴェテランの2001年作品。「ライオン・キング」や「ポカホンタス」等、最近の作品からもたくさん選曲しているのがポイントで....いや、そんなことではなく、全編ロビー・ブキャナンがプロデュースしている、というのがポイントです。ところで、最近、本当に記憶力が低下してしまい、このアルバムをリアル・タイムで買ったかどうかを全く覚えていないんです。なんか持っている気もするのですが....それこそ、赤坂WAVE佐藤順さんの所で購入したとか....マジでヤバイっす。
★Henry Johnson「Organic」
★Celine Dion「1 Fille $ 4 Types」
フランス語で歌った新録です。
★Walter Beasley「Midnight Love - The Ultimate Collection Of Walter's Romantic Classics !」
★Robert Lamm「Subtley & Passion」
最近の作品の中では非常に好い出来でした。シカゴの面々もたくさんゲスト参加していて。
★Club 1600 feat. Rex Rideout「Ridin' High」
アーバン・コンテンポラリー、なかなかの傑作です。ホテルで飛ばさずにかけていた今回の十指に入るであろう掘り出し物です。さすが、レックス・ライドアウト! さらにファンになりました。
★Pamela Williams「The Perfect Love」
スムース・ジャズ系のサックスお姉さまです。前のアルバムはキングから2枚だか国内発売されていました。
★Solar Wind feat. Sean Mason「Blue Horrizon」
デヴィッド・ベノワ、エリック・マリエンサル他がゲスト参加した心地よさ半分、スリル半分のフュージョン・アルバム。
★Above The Clouds「Brighter Day」
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