<2月20日(月)>
「今日の出来事」
●午前中から日記書き(でも、アップしたのは数日後)。そして、COOL USEN 3月分選曲の残りを。今回は3月=お雛様、という単純な発想から、女性陣特集。1曲目はキャロル・ベイヤー・セイガーで、以下、ジェイニー・クルーワー、マリリン・スコット、ブレンダ・ラッセル…の順に登場。そしてラスト3曲はポーリン・ウィルソン、キム・ボイス、メリサ・マンチェスターという流れです。キム・ボイスなんて、久々に声聴きました。モロにフォスターしたバラードで、1曲どうしようもなく好きなものがあるので。
●夜は、シンガーの友人と、某新聞社の記者さん、そして、青年座の女優さんと4人で食事。なんだか、変な盛り上がりでした。特に、女優さん、近年稀にみる親父ギャル系で面白かったです。お酒が大好きで、しょっちゅう帰りの電車で寝過ごすは、目が覚めたらスーツケースごと無くなっていたこともあるは、でも、落ち込んでその翌日からお酒はもう辞めよう!と思うことは全然ない、という堂々とした振る舞いが印象的でした。

「今日のお休みBGM」
なし

●速攻で寝ちゃいました。

<2月19日(日)>
「今日の出来事」
●夕べの料理が美味だったので、焼酎を飲み過ぎ、完璧二日酔いモード。しかし、夕べの伊勢エビの残り、頭の部分で出汁をとったお味噌汁は非常に美味しかったです。と言うか、まさに体内に沁みわたっていく感じでした。それもあってかチェック・アウトをした10時過ぎからは元気も戻り、さ、今日はどこで何を食すか、と食欲も復活してきました。が、伊東から熱海、そして、熱海から小田原への道がとにかく渋滞、また渋滞。熱海まで1時間掛かり、そこから小田原がまた1時間近く掛かる、という混みよう。結局、今まで食したことのない「小田原系」ラーメン、というのにチャレンジすべく、その筋では有名な「いしとみ」という店を目指してドライブ。今では「白鳥(白とり)」と名前が変わっているものの、なるほど、本で読んだ通りのこってり醤油系スープで、店内にはTOKIOの国分太一さんだかの色紙も飾ってあったり、また、何冊もの本に掲載された記事が貼ってあったりで、その人気の高さを実感させられました。ただ、量が結構多くてもう1杯でギヴ・アップ! 普段ですと、最低もう1杯、あるいは、お寿司でもう1軒、という感じなのですが、今日は満腹となり、速やかに帰宅しました。皮肉なもので、帰りの東名はかつて無いほどのスムースさ。東名の大井松田で乗ってからものの30分で都内に戻ってしまいました。夜は、伊東マリンタウンで買った手長えびをお刺身で。伊豆に行った時はほぼ毎回買うのですが、今回も本当に美味。家族も美味しい美味しいと舌包みを打っていました。
●この日の帰り、熱海の所で、私の知っているグローバルな日本人アーティスト(キーボード)と瓜二つの人が、背の高い女性とラヴラヴ・モードで歩いているのを目撃して超吃驚! どう見ても本人。サングラスはしていましたが。港、港に女が居る、という噂(?)は本当だったのか! 恐れ入りました!
●帰宅すると、東芝EMIさんからCD&DVDの2枚組コンピ『Best Hit 80's Deluxe』のサンプルが届いていました。曲目解説を書かせて戴いた作品なんですが、少し前に曲の差し替えだ、加筆・訂正だ、と言っていたのが、もうサンプル完成とは流石メジャーさん。その気になれば、アッという間ですね。発売は3月1日。収録曲はCDの方がクイーン、マドンナ、カルチャー・クラブ、イエス、クインシー・ジョーンズ、ハワード・ジョーンズ他、全19曲。DVDはデヴィッド・ボウイ、a〜ha、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド、バナナラマ他、全12曲。当時のPVがなんとも懐かしくて素敵です。

「今日のお休みBGM」
GARO『GARO 3』(1979:アルファ)

●71年のデビュー・アルバムが最高傑作ですが、この3rdも本当に素晴らしい作品です。特に4曲目の<心の鍵>から8曲目の<遠い春>までの流れは完璧そのもの。大ヒットした<学生街の喫茶店>で歌謡曲っぽい、というイメージを持たれてしまった彼らですが、私にとって、あの時代のシングル・ヒット曲は特に意味をなさず、それよりは、とにかく1st&3rd。アルファ・ミュージックから出ていたオリジナル・アルバムの復刻はもう廃盤でしょうし、今聴くとなると、ソニーから出ている2枚組ベストくらいしか無いのでしょうね、残念なことに。そのCDは基本的にシングルのAB面を発売順に収録しただけで、それだけでGAROを語っては欲しくないのですが、もし、原盤権をソニーさんがお持ちならば、また、いつの日か、再発をお願いしたい次第です。CS&Nよりも上手い、とさえ言われた完璧なコーラス・ワークには、フォーク、というイメージよりも、日本の洋楽、というフレーズの方が全然ピンと来ますからね。

<2月18日(土)>
「今日の出来事」
●気分転換と言うか、時間が出来たので、伊豆まで1泊2日のグルメな旅に行ってきました。今回のテーマは地元で伊勢エビを買い、部屋でさばく、です。そう、温泉に泊まって宿自慢の夕食を堪能する、ではなく、コンドを取って、そこで、食事を作って食べる、でした。で、伊勢エビと言えば伊豆の最南端、下田、石廊崎、弓ヶ浜、辺りが最もグッドだという風に聞いていますが、しかし、最南端まで行けるかどうかは当日の交通状況次第。泊まるところ自体は伊東なので、往復100kmを越す(伊東=下田)のドライヴを敢行するかしないかは車の流れに任せようと決め、午前9時半くらいに家を出て、そして、11時前には東名に乗れて、厚木から乗り換えた小田原厚木道路も快調そのもの。さ、これならば!と微笑んだのですが、好かったのはそこまで。小田原から西湘バイパスに移行して海側を熱海に抜ける、までが超渋滞クンで一気に意気消沈。お腹も空いたし、と、熱海でラーメンを一杯食し、2時過ぎから出直すも、その先がまたまた渋滞渋滞。熱海から伊東に向かっても、伊東を過ぎてもとにかくノロノロ。これじゃあ、下田のお店が閉まってしまう(5時閉店)、それならば、途中の稲取に行こう。本来は金目鯛で有名なところですが、漁港として栄えているだけあって、伊勢エビだ、鮑だ、もしっかりと置いてあるはずだから、と。して、そこに着いたのが4時過ぎ。そこにある某魚屋さんに行ってみると、確かに、金目鯛系は豊富にありましたし、2階にレストラン併設、みたいな作りなので、味も間違いはないだろう、あとはあるかないか、そして値段だ、と。店員さんに伊勢エビ&鮑はないのですか?と訊ねると、ありますよ、と言って、篭ごと持ってきてくれたのですが、値段が高い! 伊勢エビは1kgで1万5千円、と言うではないですか! これって、私が行きたかった南伊豆の魚屋さんの倍です、倍。本当に。鮑もやはり高かったので諦め、いったん車に戻ることに。して、時計を見ると、そう、忘れもしない4時22分。車を飛ばせば、ひょっとして下田に間に合うのでは? こうなったら一か八か、で、果敢にチャレンジ! しかし、こういう時に限って、私の前を大きなバスが走ってたりするんです。なので、全然飛ばせない。まんま法定速度やんか〜!な走りをしていて、これはダメかも。いや、間違いなくダメだろう。ま、でも、南伊豆と言えば伊勢エビのホーム・グランド。仮に私が狙っている店が閉まったとしても他にも6時位までやってる店もあるだろうし、とにかく行ってみよう、とドライヴ。狙った店は、HPの地図で見る限り、伊豆急下田駅の直ぐ目の前。着けば直ぐに見つかるだろうから、と、ひたすらドライヴ。お、駅はもう直ぐだ、ということは、店もその辺だろう。しかし、時間はもう5時、いや、5時1分。ダ、ダ、ダメかな....。すると、あ、あった、あった、あそこだ。うわっ、シャッター閉めてる〜! 
「スミマセン! もうダメですか?」
「何をお捜しですか?」
「伊勢エビ!」
「あ、どうぞ、好いですよ」
奇跡です。間に合いました。そして、値段を聞くと、大きいのが3千5百円くらい、とのこと。3千5百円かー、まあ、好いでしょ、南伊豆の現地で買った、ということが重要だから、と納得。しかし、その大きいの、というのがホント、ハンパではない大きさ。500gくらいあったのではないでしょうか?(量り売りなので計量の数字を見れば好かったです、何グラムだったか) 逆に、こんなにデカイとさばくのが大変、なにしろ、まだ生きているわけですから、恐い!(笑) ということで、あ、そんなに大きくなくて好いです、と変えてもらったら、世間一般的に見て、全然、十分な大きさでも1尾2000円くらい。しょえ〜、安! 来て好かった〜! ということで、伊勢エビを2尾、そして、鮑を2枚買ってわずか¥8000ちょっと。これは非常にお得です。稲取で同じ量買っていたら間違いなく1万2千は行っていました。下手したら1万5千円、もあり得ます。ちなみに、その伊勢エビのスペシャリストのお店は、臼竹商店。クール宅急便でのお届けも可能、ということですから、これは今後もお世話になる可能性大です。http://www.kurosiobin.jp/
 そして帰路、伊豆高原のYaohanで肉だ野菜だその他だ、を買い込み、さらに、伊勢エビをさばく時には軍手が必要だろう、と、100yenショップのダイソーにより、その他、なんだかんだでコンドミニアムに到着したのが7時半過ぎ。お鍋の用意をして、さ、伊勢エビと格闘だ!を頑張り、ちょっと、手に傷を負いつつも(笑)、美味しい、プリップリッの刺身を食すことが出来ました。流石に、殻を綺麗にはずして、いわゆるお店や旅館で食べるような“活き作り状態”に、とは行きませんでしたが、でも、本当に美味しかったです。それこそ、今まで食べた中でも一、二を争うほど。ちなみに、今まで食べた伊勢エビの刺身の中で、圧倒的に一番不味かったのは、伊豆:修善寺にある、1泊4万円近い値段を取る老舗旅館(お能で有名な所です)で出された物、ですね。別注で、6千円だか7千円だかも取っておいて、甘味は足りない、しこしこプリプリ感にも全然欠ける。あれは食べていて腹が立つほどでした。それからしたら今宵の刺身は頬が落ちるほど。下田まで行って好かったです。何事も諦めずにチャレンジ、ですね。音楽の話しが全然出てこないのに、最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました。

「今日のお休みBGM」
アート・ガーファンクル『レフティー』(1988:ソニー)

●先日、「Adult Oriented Radio」でこのアルバムの1曲目、<This Is The Moment>を使ったので、その流れから今回同行させ、それを夜のBGMにしました。ジェイさんがやった2曲だけに留まらず、ビッシュの曲もやはり好い味だしてますね、アートと絡むと。改めて、天使の歌声に乾杯!という感じでした。

<2月17日(金)>
「今日の出来事」
●午前中は雑務。お昼に、キーボード・マガジンの編集長に届けもの。午後はCOOL USEN3月分の選曲をまず1本。今回はマンスリー・アーティスト特集でマイケル・フランクスを取り上げたのですが、折角なのでと秘蔵のリストを作りながらゆっくりやっていたらアッという間に夕方になってしまいました。しっかし、駄作のない人、というのは本当にホントですね。2時間に絞るのが大変でした、選曲。
●夜は、久しぶりに昔の知人、先輩と4人で飲み会。皆さん、お代わり無く、でしたが、誰と誰は離婚した、というのが、少なくとも3組はあったので、ふ〜〜ん、そういう時代なのね。なんか、日本もアメリカ並みになってきたな〜、と、独りで納得。それに限らず、某放送局の話しでかなり盛り上がりましたが、明日は朝が早く、しかも、運転手なので、と始めからお断りをし、会は10時半前に終了。たまには好いものです。逆に、また近々やりましょう、とコンティニュー出来るので。

「今日のお休みBGM」
Dancing Fantasy『Dancing Fantasy』(1999:Higher Octave Jazz)

●ニュー・エイジとスムース・ジャズの程良いブレンド、を届けてくれるユニット。データから見るとドイツの人たち、のようです。1曲目が<Take Five>で、5曲目がアート・オブ・ノイズ<Moments In Love>のカヴァー。それ以外のオリジナルもかなり好いセンスで作られていて、中田的にはかなり気に入っています。やはりこういう音楽が中田の今の生活には一番しっくりと馴染みます。

<2月16日(木)>
「今日の出来事」
●午後、吉祥寺で松居和さんと打ち合わせ。和さんはKazuレコードを立ち上げ、4月以降、アフリカのジャズを日本で紹介していくとのことで、ノウハウではないですが、私の知っていることをいろいろと伝授(?)させて戴いたり、というそんなミーティングでした。このアフリカのジャズですが、4月5日に3枚のコンピ盤を出す予定で、アーティスト単位でのリリースはもう少し先になる模様。アフリカのジャズ、と聞くと、非常に大地の香りプンプンなイメージを持ちがちですが、いえいえ、とても洗練されていて、曲によってはスムース・ジャズ、曲によってはエリカ・バドゥ、曲によっては…と、私にとっても完璧ストライク・ゾーン。結局、選曲者のセンス=嗜好が出るんですよね、コンピ盤って。ジャンルではなく、センスが(なので、絶対にあり得ませんが、中田がレゲエやヒップ・ホップのコンピを選曲したら、やっぱり中田の色になるのだと思います。少し前のゴスペル・コンピがそうだったように)。

「今日のお休みBGM」

●忘れちゃいました....

<2月15日(水)>
「今日の出来事」
●久々にのんびりデイ。これから数日は、締め切りに追われず、ゆったりとした日々を過ごせそうです。そんな中、予定通りにクール・サウンド・インフォメーションを作成。当社のネタはないものの、ジェイさんネタ他でなんとか読み物として成立させました(笑)。
●夜は友人のSさんと2人で、SJC(Smooth Jazz Connection)の事前ミーティング(と称した飲み会)。最初は恵比寿の焼き肉で、2軒目は西麻布のバー。これがまた結構イイ感じでした。ホント、よくお店を知ってます、Sさんは。

「今日のお休みBGM」

●忘れちゃいました....

<2月14日(火)>
「今日の出来事」
●午前中から昨日収録した「Adult Oriented Radio」(2月18日OA分)のダビングと検聴、そしてQシート書き。あ〜、これで、やっとひと段落です。ようやく、バタバタから若干、開放されます。と言うことで、午後以降はマイ・ペースで過ごしました。
●ジェイ・グレイドンさんが、“HELP !”を求めています。何をか、と申しますと、前に、Bossaから出ていた、ジェイ・グレイドン・シグネチュア・モデルを所有している人を捜しているんです。ご協力出来そうな方がいらっしゃいましたら、coolsoun@ea.mbn.or.jpまでメールを下さいませ。モモこの件、解決いたしました。ご連絡戴きました皆々様、本当にありがとうございました。

「今日のお休みBGM」
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング『4ウェイ・ストリート』(1971:ワーナー)

●何故か、このCDが目に入り、かけてしまいました。でも、Disc-2の5曲目<Carry On>からスタートして、1曲聴き終わらないうちに眠りの世界に就いていました。ま、14分以上あるトラックですからしょうがないと言えばしょうがないですが。

<2月13日(月)>
「今日の出来事」
●「Adult Oriented Radio」の選曲最終チェックと進行表を制作し、お昼から収録。2時間分録ってからちょっと外出し、5時から今度は山崎さんとのダブルDJの分を収録。リスナーの方から「山崎さんへの質問コーナー」というのを新たに設けたのですが、これが結構、盛り上がりました。来月も半分くらいはこれに当てたいです。収録後はスタッフと食事。今回は魚の美味しい目黒の和食屋さんに行ったのですが、刺身も何もホント、美味。4人で焼酎のボトルを頼んで(と言っても、山崎さんはビール党なので呑まず)も、5千円行かない非常にリーズナブルな値段でした。そして、健全に電車で帰る生活。ただ、そこそこ酔って、またまたサクッと寝てしまいましたが。

「今日のお休みBGM」
グローヴァー・ワシントンJr.『タイム・アウト・オブ・マインド』(1989:ソニー)

●今日もまたまたグローヴァー! ロニー・フォスター制作による1曲目の<Jamaica>は打ち込み色が強く今一つなので、途中で飛ばし、でも、2曲目では寝てました、早くも(笑)。スティーリー・ダンの隠れ名曲をカヴァーしたタイトル・トラック(7曲目)まで全然行きませんでした。

<2月12日(日)>
「今日の出来事」
●この日記をいろいろと更新。特にmono.htmlのラーメン・コラムをしっかりと書き上げました。忘れないうちに。それから、FM Co-Co-Loの「Afterglow」の選曲を例によって2週分やって、夜は、明日収録の「Adult Oriented Radio」の2週分を選曲。今日もまたアッという間に1日が過ぎてしまうのでした....。

「今日のお休みBGM」
Grover Washington, Jr.『The Best Is Yet To Come』(1982:Elektra)

●やはり、この人です、スムース・ジャズと言えば。ゲスト・ヴォーカリスト:パティ・ラベルもボビー・マクファーリンもちゃんと覚えているので、アルバムのかなり後半まで聴いたことになります。ま、たまには。

<2月11日(土)>
「今日の出来事」
●午後一で「Adult Oriented Radio」、ゲスト枠の収録。昨日に引き続いて、スーザン・オズボーンさんと木原健太郎さんのお2人へのインタヴューを行ったのですが、それに合わせての進行表を午前中から作り、丁度出掛ける時間に。そして3時前に収録を終え、いったん帰宅。メール他をチェックし、1時間くらい仮眠(ここがポイント)。夜に備えます。で、夜は、またまた今日も恵比寿で飲み会(3日続けて恵比寿です、夜は)。アレンジャーのY氏を幹事に、シンガー(2人)、ヴァイオリニスト、ピアニスト、謎の業界人(笑)、出版社Sの王子、と計8人で、軍鶏しゃぶしゃぶに行きました。結構美味しかったです。値段も全然リーズナブルでしたし。場所は、恵比寿の西口ロータリーから2分くらいの「さかえや」(03-5728-3322)。http://www.mizudaki-sakaeya.jp/omise/ebisu.html。そして、その後、3人で恵比寿の反対側、東口から歩いて3分くらいのソウル・バー「ブラウン・シュガー」へ。祭日と言うこともあってか、空いていたので、かなりリクエストしちゃいました。ちなみに、私はこの店に行くの2度目なのですが、他の2人は常連なのでそれこそ私らチームの音の嗜好が解っているからでしょう、ジノ様の『Nightwalker』から<Stay With Me>がかかったり、ブレンダ・ラッセルの『Two Eyes』から<New York Bars>がかかったり、ザ・リミット(オーティス・ファン・シェイク)で<Everything About You>がかかったり。あと、アル・ジャロウの『L Is For Lover』から<(We Got)Telepathy>がかかると、王子が「いや〜、このアルバムだとやっぱりフィリップ・セスの<Says>ですよね」と。中田もそれに反応し「だよね〜!!!」。すると王子、「で、フィリップ・セス(の仕事)追いかけたら、他のはたいしたことなくて(笑)」「そうそう(笑)」。好いな〜、こういう会話。それから、アーニー・ワッツの『Musican』からフィル・ペリーの歌っている曲がかかるともう1人の友人が「このアルバム知らね〜!」と大騒ぎ(?)。あとは、LTDの<Love Ballad>がかかったので、じゃあ、続いてジョージ・ベンソンの早いヴァージョンもかけて、とリクエストし、さらにその次がチャカ・カーンの<What Cha' Gonna Do For Me>だったので、じゃあ続いてAWB版ね! と完全にお店を私物化状態(笑)。あとは、EW&Fの<And Love Goes On>もリクエストして、さらに、「そうそう、スティーヴィー・ワンダーのこの曲ってホーンはEW&Fそのままだし、歌の出だしなんか当時のマイケル・ジャクソンにクリソツだよね〜」等と宣って(笑)<Do I Do>をリクエスト、というのもありました。といった具合で、普段は音楽好きなアダルト知識人(どひゃ〜、自分で言うか!)が、ただのマニアックなオヤジたちへと化している瞬間でした。このソウル・バーはチークが踊れるスペースもあって、なにより、マスターが本当のソウル好きオヤジ、という感じで非常に温かいから好いです。若いお兄ちゃんがファッション的な感覚で演っている店だとこうは行かなかったりするでしょうからね。なので、後で入ってきた5人組も好いお客さん達、という感じで、マスターと親しげに話しをしていました。また行きます。
●久しくお会いしていない友人からメール。「中田さん、トリノの開会式観ました? イタリア・チーム入場の初っぱなに、アラン・ソレンティの<Figli Delle Stelle>が流れていました! 嬉しくなってメールしちゃいました!」。いや、中田は全然観ていないので吃驚ものでした。ちなみに、アラン氏はナポリの出身のようなので、トリノとはさほど関係が深いわけでは無さそうです。ま、とにかく、嬉しいお話しです。

「今日のお休みBGM」なし
●結構、酔っぱらい、完全にお眠モードだったのでそのままバタンキュー(死語ですかね....)でした。